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IBMとLehman Brothers、中国を対象に1億8000万ドルの投資基金を設立 |
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米IBMは10月30日（米国時間）、投資銀行のLehman Brothersと共同で、中国企業に投資する投資基金「China Investment Fund」を設立すると発表した。当初、1億8000万ドルを用意し、ハイテク企業を中心に中国の公開・非公開企業を支援していく。 両社で9000万ドルずつを出資、ハイテク企業のほか、金融、バイオ、通信などの分野の企業も対象とする。一般的な投資基金と異なり、初期段階の企業よりも、より成熟度の高い企業に投資する方針。また、投資以外の分野の支援も行い、ITシステム（IBM）、金融マネジメント（Lehman）の専門知識を提供する。 中国政府は、中国第11次5カ年計画（2006年から2010年）の中で、企業の政府依存度を引き下げる目標を掲げ、IT、通信などのハイテク産業の発展も課題に挙げている。 IBMは中国市場を強化しており、現在中国に7600人の従業員を抱えている。首都・北京に研究施設「China Research lab」を持つほか、先ごろ購買部門の本部機能を中国に移転している。同社によると、この1年半に、ベンチャーキャピタルが支援する250以上の中国ベンチャー企業と提携し、自社技術や専門知識を提供しているという。 ■ ＵＲＬ 米IBM http://www.ibm.com/ Lehman Brothers http://www.lehman.com/ IBMのプレスリリース（英文） http://www-03.ibm.com/press/us/en/pressrelease/20541.wss
（ Infostand ）
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