米Sun Microsystemsは11月8日(米国時間)、Linuxディストリビューション「Ubuntu」を開発・サポートする英Canonicalとの提携を拡大し、CanonicalがSunのJavaアプリケーションサーバー「GlassFish」を配布すると発表した。また、UbuntuはSunのx64サーバーのサポートを強化する。
UbuntuはDebianベースのLinuxディストリビューションで、現在、エンタープライズ市場を強化している。GlassFishは、Java Enterprise Edition 5に準拠したオープンソースのアプリケーションサーバー。
今年5月に発表した提携を拡大するもので、Canonicalは今後、UbuntuにSunのGlassFishをバンドルして配布する。また新たに、米AMDの「Opteron」を搭載した「Sun Fire X4100」「Sun Fire X4200」、ワークステーション「Sun Ultra 20」「Sun Ultra 40」でUbuntuを利用できるようにして、Canonicalが5年間のサポートも提供する。Ubuntuは、これまでにもUltraSPARCベースの「Sun Fire T1000」「Sun Fire T2000」をサポートしていた。
■ URL
米Sun Microsystems
http://www.sun.com/
英Canonical
http://www.canonical.com/
( Infostand )
2006/11/10 09:01
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