米Oracleは12月6日(米国時間)、エンタープライズ向けID管理ソリューション「Oracle Enterprise Single Sign-On Suite」の提供を開始した。アプリケーションへのシングルサインオンのアクセス管理・パスワード管理などの機能を備え、Oracle製品のほか非Oracle製品にも対応する。
同社のミドルウェア群「Oracle Fusion」のセキュリティ基盤Oracle Identity Managementの一部と位置づけられ、ID管理を簡素化・効率化し、コストを削減するという。
5つのコンポーネントで構成される。シングルサインオン機能の「Logon Manager」のほか、トークンやスマートカードなどと組み合わせた認証のための「Authentication Manager」、複数の端末から安全・高速にアクセス可能にする「Kiosk Manager」、パスワード紛失の際に再取得のセルフサービス画面を提供する「Password Reset」、Logon Manager経由でのサインオンに対し、特定のID管理ソフトウェアが自動的にアカウントを割り当てるよう設定する「Provisioning Gateway」。
スイートとして提供するが、Password Resetのみ単体でも販売する。価格はユーザー数に応じて異なる。
■ URL
米Oracle
http://www.oracle.com/
プレスリリース(英文)
http://www.oracle.com/corporate/press/2006_dec/Oracle-eSSO-Availability.html?rssid=rss_ocom_pr
( Infostand )
2006/12/08 08:59
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