米SGIと米Microsoftは1月11日(米国時間)、ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)分野で提携し、SGIのHPCサーバー「SGI Altix XE」で、Microsoftの「Microsoft Windows Compute Cluster Server(CCS) 2003」をサポートすると発表した。3月から提供開始する。
米IntelのクアッドコアXeonプロセッサおよびデュアルコアチップを搭載した「SGI Altix XE310」と「SGI Altix XE1300」で、Windowsをサポートする。
Altix XEは信頼性、柔軟性を特徴としており、モジュール形式でカスタム設定が可能。工場で設定・統合作業を完了して出荷するため、簡単に実装できるという。Windows CCSはMicrosoftのHPC向けサーバー/クラスタOSで、実装・管理が容易で、既存インフラと統合しやすいのが特徴。
Altix XEはすでにLinux(Red Hat、SUSE)をサポートしており、Windowsのサポート追加で顧客の選択肢が広がることになる。SGIはHPCの採用促進を狙い、MicrosoftはHPC分野に強いSGIと組むことで同分野への食い込みを図る。
WindowsをサポートしたAltix XEの価格は1ノードあたり約3,500ドルからの予定。
■ URL
米SGI
http://www.sgi.com/
米Microsoft
http://www.microsoft.com/
プレスリリース(英文)
http://www.sgi.com/company_info/newsroom/press_releases/2007/january/microsoft.html
( Infostand )
2007/01/12 08:49
|