米Dellは1月22日(現地時間)、マレーシアにITサポート・保守センター「Global Business Center(GBC)」をオープンした。同社が米国外に設置する初のセンターで、主に世界に点在する同社のオフィスのIT保守・サポートを担当する。
GBCは、首都クアラルンプール郊外にあるハイテク関連の拠点サイバージャヤに置き、リモートモニタリング技術を利用して、24時間体制でサポートにあたる。ITサポートのほか、社内ITシステムのプロセス設計、ソフトウェア開発を行い、同地区のセールス・マーケティングの拠点としての役割も果たす。
敷地面積は約18,580平方メートル。当初は5年間で人員を1000人にする計画だったが、前倒して年内に600人体制にする。Dellはマレーシアを選んだ理由として、堅牢なインフラ、ビジネス環境、政府によるICTの支援などを挙げている。同社は1995年にマレーシアに進出、現在約5000人を雇用しているという。
またDellは同日、マレーシアにおけるAIDSへの取り組み「Malaysian AIDS Council(MAC)」に30万ドルを寄付した。
■ URL
米Dell
http://www.dell.com/
プレスリリース(英文)
http://cts.businesswire.com/ct/CT?id=ftfLlWd9aZbF2NXfwppam3Bd664=&newsLang=en&newsId=20070122006199&div=1742071329
( Infostand )
2007/01/24 08:44
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