米Hewlett-Packardは1月24日(米国時間)、仮想化技術導入のためのコンサルティングサービス「HP Virtualization Assessment Services」を発表した。顧客の現状のシステムを評価し、仮想化技術導入のアドバイスを行うもので、ITサービス事業「HP Care Pack Service」の強化を図る。2月から提供を開始する。
Virtualization Assessment Servicesは、「HP Asset and Consolidation Analysis Tools」や米EMCの「VMware Capacity Planner」をベースに、顧客のITシステムの利用データを3~4週間分集計して、システム統合や仮想化導入についてのアドバイスを行う。HPのサーバーやストレージ、各種ソフトウェアなどを組み合わせて、顧客に最適なソリューションを提案するという。
同社は、平均的なサーバーの稼働率が10~30%にすぎないという専門家の指摘を引用。サービスではデスクトップPCからデータセンターまで全ITインフラを対象とし、システムの稼働率を改善する。これによって仮想化のメリットといわれるデータセンター運用コストの削減、インフラ変更のリスク最小化などを実現するという。
HPは同日、Care Pack Serviceをチャネルパートナー経由でも提供することも合わせて発表している。
■ URL
米Hewlett-Packard
http://www.microsoft.com/
プレスリリース(英文)
http://www.hp.com/hpinfo/newsroom/press/2007/070124a.html?mtxs=rss-corp-news
( Infostand )
2007/01/26 09:07
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