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米Dell、Rollins CEOが辞任、Dell会長が復帰
CEOを兼務するMichael Dell会長(右)と辞任したKevin Rollins氏(左)【写真提供:大河原克行】
米Dellは1月31日(米国時間)、Kevin Rollins CEOの辞任を発表した。CEO職はMichael Dell会長が兼務する。Rollins氏は最近の業績不振の責任などをとったものとみられる。
同社の発表では、Rollins氏は取締役も同時に退く。同氏は2004年7月に、Dell氏の後任として社長兼COOからCEOに就任。同社の拡大路線を引っ張ってきた。
Dell氏は「Kevinはすばらしいビジネスパートナーで友人だ。彼は過去10年間、われわれのビジネスに重要な貢献をしてくれた」とコメントしている。
発表では辞任の理由に触れていないが、同社は世界パソコン販売台数で2006年7-9月期から2四半期連続で米Hewlett-Packardにトップの座を奪われるなど不振が続いているほか、過去の会計上の問題で米証券取引委員会(SEC)の調査を受けている。
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URL
米Dell
http://www.dell.com/
ニュースリリース(英文)
http://www.dell.com/content/topics/global.aspx/corp/pressoffice/en/2007/2007_01_31_rr_000?c=us&l=en&s=corp
( Infostand )
2007/02/01 13:05
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