BI(ビジネスインテリジェンス)ツール大手の仏Business Objectsは2月5日(米国時間)、中規模企業向けのBI製品ライン「Business Objects Crystal Decisions」を発表。まず、欧米や日本などの主要市場に向けにスタンダード版を発売した。
Crystal Decisionsは、中規模企業向けに特化した初のシリーズで、エンタープライズ向けBIプラットフォーム「BusinessObjects XI」をベースとする。アドホック・クエリ/レポーティング/分析、ダッシュボードなどエンタープライズ級の機能を低価格で提供するという。
既存の業務アプリケーションやプラットフォームを補完する形での利用が可能で、「Microsoft Office」や「Microsoft SharePoint」など、Microsoft製品にもアクセスできる。また設定も容易で、ウィザード形式によって迅速に実装できるという。年商10億ドル以下、従業員2500人以下の企業に最適としている。
スタンダード版のほか、データ統合機能を強化したプロフェッショナル版、パフォーマンス管理などの機能を追加したプレミアム版を年内に追加してゆく予定。
スタンダード版は、日本を含む世界62カ国12言語で販売する。北米での価格は、20,000ドル(5同時ユーザー)から。
■ URL
仏Business Objects
http://www.businessobjects.com/
プレスリリース(英文)
http://www.businessobjects.com/news/press_release.asp?id=20070204_005017
( Infostand )
2007/02/06 08:59
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