米IBMは2月12日(米国時間)、デスクトップPC向けソリューション「Open Client Solutions」を発表した。Linux、Windowsの両プラットフォームをサポート、アプリケーションの相互運用性を改善し、Linuxの活用などでIT所有コストを削減するという。即日利用可能。
同社のコラボレーションソフト「Lotus Notes」「Lotus Sametime」「WebSphere Portal 6.0」「Lotus Expeditor」に加え、オープンソースソフトウェア、その他の商用ソフトウェアを稼働させるソリューション。これらのソフトウェアを動かすデスクトップOSとして、ユーザーはLinuxまたはWindowsを選択できる。また年内にMac OSもサポートする予定。
ソリューションには、デスクトップ管理サポート、アプリケーション移行などの機能も含まれる。IBMによると、実際に社内で米Red Hatの「Enterprise Linux Workstation」をベースに、Lotusソフトウェアをはじめ同ソリューションで提供するコンポーネントを実装しているという。
IBMはオフィスフォーマットでOpenDocument Format(ODF)を推進しており、同ソリューションを提供することでLinuxの管理コストを削減し、Windows Vistaに対抗する。
■ URL
米IBM
http://www.ibm.com/
プレスリリース(英文)
http://www-03.ibm.com/press/us/en/pressrelease/21060.wss
( Infostand )
2007/02/13 08:59
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