米Hewlett-Packard(HP)は2月27日(米国時間)、管理モジュール「HP Virtual Connect」とブレードアーキテクチャを採用したワークステーション「HP ProLiant xw460c Blade Workstation」を発表、出荷を開始した。
HP Virtual Connectは、同社のブレードアーキテクチャである「HP BladeSystem c-Class」向けの管理モジュール。Ethernetまたはファイバーチャネル上でネイティブに動き、パフォーマンスを犠牲にすることなくLANやSANと分離してサーバーを管理できるのが特徴。
一度設定すると稼動中でもサーバーの追加や入れ替えができ、管理者の作業を容易にするという。また配線やスイッチポートの数を削減でき、パススルーモジュールと比較して最大38%のコスト削減が可能としている。
HP ProLiant xw460c Blade Workstationは、c-Classアーキテクチャを採用した初のワークステーションとなる。Intelのデュアルコアチップ「Xeon 5000」を2基まで搭載可能。中央で一元管理できることから、データの安全性を確保できるとしている。
価格は、HP Virtual Connect Ethernetモジュールが5,699ドルから、同Fibre Channelモジュールが9,499ドルから。HP ProLiant xw460c Blade Workstationは4,329ドルから。
■ URL
米Hewlett-Packard
http://www.hp.com/
プレスリリース(英文)
http://www.hp.com/hpinfo/newsroom/press/2007/070227a.html
( Infostand )
2007/02/28 08:29
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