米IBMは3月6日(米国時間)、メインフレーム向けのデータベース「DB2 9 for z/OS」をリリースした。リレーショナルデータとXMLデータを同一データベースに格納できるのが特徴で、強力なデータ圧縮、セキュリティなどを備え、SOA環境の構築を支援する。
DB2 9 for z/OSは、同社が昨年7月にリリースした「DB2 9 “Viper”」のメインフレーム版で、「IBM System z」と「z/OS」に対応。特許技術の「PureXML」でネイティブでXMLをサポートし、XMLデータとリレーショナルデータを同一のデータベースに格納できる。
データ圧縮技術を強化して、自律データ管理機能を備えたことで、クエリを高速化する。セキュリティでは、XMLパーシング、I/O、暗号化、SSLなどでシナジー効果が期待できるとしている。また、コンプライアンス、災害復旧機能も強化し、管理費やTCOを削減できるとしている。
IBMは同時に、「IBM DataQuant」「DB2 Optimization Expert」「DB2 Utilities Suite」などの関連ツールも発表した。
■ URL
米IBM
http://www.ibm.com/
プレスリリース(英文)
http://www-03.ibm.com/press/us/en/pressrelease/21189.wss
( Infostand )
2007/03/07 08:44
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