米XenSourceは4月2日(米国時間)、サーバー仮想化技術の最新版「XenEnterprise 3.2」をリリースした。サポートするゲストOSとしてWindows 2000、Red Hat Enterprise Linux 5、SUSE Linux Enterprise Server 10 SP1を追加。管理機能やパフォーマンスを強化した。
オープンソースの仮想化技術「Xen」の商用ソフトウェアの最新版で、とくにWindows向け機能を強化した。Windows Server 2003とWindows XPゲストでSMP(対称型マルチプロセッサ)環境をサポートしている。また、WindowsゲストOSでは、ネットワーク性能を改善し、仮想マシンのサスペンド/リジューム機能を追加した。
このほかの強化点としては、iSCSI環境のサポート、VLAN(Virtual Local Area Network)トランクのサポートによるネットワークトラフィックの隔離機能などがある。CPU、ディスク、ネットワークなどのリソース管理機能など、管理機能も改善した。
デュアルソケットサーバーの年間サブスクリプション価格が488ドルから。永続ライセンスは750ドルとなっている。同社によると、昨年12月にWindowsに対応して以来、新たに200の顧客を獲得したという。
■ URL
米XenSource
http://www.xensource.com/
プレスリリース(英文)
http://www.xensource.com/news/pr040207.html
( Infostand )
2007/04/04 09:05
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