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Linux Foundation、新版LSBと互換性自動検証ツールをリリース
Linux Foundationは4月8日(米国時間)、Linux標準規格「Linux Standard Base」(LSB)の最新版「LSB 3.1」とテストツールキットをリリースした。アプリケーションの互換性を自動的に検証できる初のツールキットで、Linuxプラットフォームのサポートがより簡単、低コストになるという。
LSBは、LinuxディストリビューションおよびLinux対応アプリケーションの互換性を確保するための業界標準で、2001年に最初に策定された。複数のディストリビューションで同じアプリケーションを動作保証することを目指している。LSB 3.1は、2005年にリリースされた3.0のマイナーバージョンアップ。
ツールキット「LSB Distribution Testkit」(LSB DTK)の最新版は、ロシア科学アカデミーの協力で開発されたもので、Webベースのフロントエンドテストプロセスが特徴。Linux Foundationのサイトからダウンロードできる。
Linux Foundationは、ディストリビューターとアプリケーション開発者の両方にツールキットによる検証を行うよう呼びかけている。ディストリビューションでは、Red Hat、Suse、Debian、Ubuntu、Mandriva、XandrosなどがLSBに参加している。
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URL
Linux Foundation
http://www.linux-foundation.org/
LSB
http://www.linux-foundation.org/en/LSB
LSB DTKダウンロード
http://www.linux-foundation.org/en/Downloads
( Infostand )
2007/04/10 08:54
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