米Sun Microsystemsは4月17日(米国時間)、SAS(Serial Attached SCSI)をサポートしたストレージシステム「Sun StorageTek ST2500 Low Cost Array(LCA)」を発表、出荷開始した。同時に、テープドライブの最新規格LTO Ultrium4のサポートも発表、ストレージ製品ポートフォリオを拡充した。
ST2500 LCAは、価格性能比が特徴のミッドレンジ向けストレージアレイ。Sun初のSAS対応製品で、SASのほかにファイバチャネルとiSCSIをサポートした。最大100K以上のIOPS(IO per second)と1Gbpsの高速。競合他社の3倍の性能を2分の1の価格で提供するとしている。
RAID 0/1/3/5/1+0をサポートして、信頼性の高いデータ保護を実現するほか、データスナップショット機能も備えた。1ラックあたり6ドライブを格納可能、省スペースのニーズも満たすという。
価格は最小で10,000ドルを切る。このほか、ハードウェアとサポートをセットにした「Sun Systems Packs」としても販売する。
またSunは、テープドライブ規格のLTO Ultrium4をサポートしたLTO 4 FC Tape Driveも発表した。最新のテープドライブは1カートリッジあたり800GBの容量(ネイティブ)、120Mbpsの性能を実現し、今四半期中に「StorageTek SL8500」などのテープドライブ製品で利用可能にする。
■ URL
米Sun Microsystems
http://www.sun.com/
プレスリリース(英文)
http://www.sun.com/aboutsun/pr/2007-04/sunflash.20070417.2.xml
( Infostand )
2007/04/18 09:10
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