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米IBM、「POWER」上でx86 Linuxアプリを実行する仮想環境を発表 |
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米IBMは4月23日（米国時間）、同社のUNIXサーバー「IBM System p」上でx86アーキテクチャに対応したLinuxアプリケーションを動かすための仮想化技術「IBM System p Application Virtual Environment（System p AVE）」を発表した。顧客やISVはWebサイトからベータ版をダウンロードできる。 System p AVEは、IBMの「POWER」プロセッサを搭載したSystem p上で、x86対応Linuxアプリケーションを実行するための仮想環境。同ソフトウェアを利用することで、x86アーキテクチャに対応したLinuxアプリケーションを修正することなく動かすことができるという。 System p AVEをインストールしたシステムがアプリケーションがx86バイナリであるかを判断、自動的にSystem p AVE環境に渡し、そこで実行する。 IBMによると、System p上でネイティブに動くLinuxアプリケーションは現在2800近くあり、System p AVEによって、同サーバー上で利用できるアプリケーションの数がさらに増えるとしている。 System pと「BladeCenter JS20」「BladeCenter JS21」のユーザー向けに専用WebサイトからSystem p AVEのベータ版をダウンロードで提供している。製品版は今年後半に提供する予定。 ■ ＵＲＬ 米IBM http://www.ibm.com/ プレスリリース（英文） http://www-03.ibm.com/press/us/en/pressrelease/21424.wss IBM System p Application Virtual Environmentダウンロード http://www-03.ibm.com/systems/p/linux/systempave.html
（ Infostand ）
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