米ClearCube Technologyは5月8日、物理PCおよび仮想PCの双方を管理できる「ClearCube Sentral v5.5」を発表した。
同社はブレードPCを事業の中核としている企業。ブレードPCは、デスクトップPCやノートPCのハードウェア部分をブレード状の筐体にしラックで一括管理できるもの。専用のボックスやシンクライアントを通じてアクセスするため、本体の持ち出しが不可能となるなどセキュリティ面での効果が高いのが特長。
今回発表されたClearCube Sentralは、同社のブレードPCをひとつのコンソールから管理するための製品。コンソールからは、各ブレードの状態や使用率の確認、BIOSアップデートなどを遠隔管理することができる。また、ブレードPCのほかに、VMwareベースの仮想PCに関する遠隔制御に対応。物理PC・仮想PCの混在環境での一括管理に対応している。そのほか、Windows Vistaのサポート、大規模システムのサポートも行われている。
■ URL
米ClearCube Technology
http://www.clearcube.com/
( 福浦 一広 )
2007/05/08 16:00
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