米IBMは5月15日(米国時間)、企業ガバナンスやリスクマネジメントの新しいソフトウェア・サービス製品群を発表した。成長が見込まれるGRC(ガバナンス、リスク、コンプライアンス)分野を強化するもので、企業は、サービス管理、ビジネスの継続性、セキュリティを最適化してビジネスパフォーマンスを改善できるという。
新製品は、リスクマネジメントスイートの「Business of IT Dashboard」、コンプライアンスレポート生成・モニタリングの「IT Lifecycle Management and Governance Services for Tivoli」、リアルタイムにビジネスサービスのパフォーマンスを測定する「Tivoli Business Service Manager」など。たとえば、Business of IT Dashboardでは、現在のリスクマネジメントやガバナンスを評価。さまざまなユーザーレベルに合わせて、完全に可視化して提供するという。
このほか、「Tivoli Security Operations Manager v4.1」「Rational Portfolio Manager v.7.1」など、既存製品のアップデートも行った。
同社が企業CIOを対象に実施した調査によると、79%が「3年以内にガバナンス技術を利用して情報を統合し、ビジネスの可視化を高めたい」としており、64%がIT部門の直面する最も重要な課題の一つとして「セキュリティ順守とデータ保護」を挙げたという。
■ URL
米IBM
http://www.ibm.com/
プレスリリース(英文)
http://www-03.ibm.com/press/us/en/pressrelease/21549.wss
( Infostand )
2007/05/16 10:48
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