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米Microsoftがオンライン広告会社の米aQuantiveを60億ドルで買収
米Microsoftは5月18日(米国時間)、オンライン広告プラットフォームを提供する米aQuantiveを現金約60億ドルで買収することで合意したと発表した。米Googleの米DoubleClick買収などオンライン広告企業を巡る動きが活発化する中、Microsoftの出方が注目されていた。
aQuantiveは1997年創業のオンライン広告・マーケティング企業で、従業員は約2600人。オンライン広告代理店の「Avenue A | Razorfish」、広告ツールの「Atlas」、広告在庫管理サービスの「DRIVEpm」の3事業を展開している。
MicrosoftはaQuantiveの買収で、広告事業の強化を図る。具体的には、MSN、Xbox Live、Windows Live、Office Liveなどの自社オンラインサービスに広告プラットフォームやツールを組み合わせる。また、次世代の広告ソリューションを提供していくという。
買収額は1株あたり66.5ドルで、aQuantiveの前日終値の株値に約85%のプレミアムをつけた。買収はMicrosoftの会計年度2008年上期にあたる今年6月~12月に完了の見込み。買収後、aQuantiveはMicrosoftのオンラインサービス事業部の下で運営される。
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URL
米Microsoft
http://www.microsoft.com/
米aQuantive
http://www.aquantive.com/
プレスリリース(英文)
http://www.microsoft.com/Presspass/press/2007/may07/05-18Advertising.mspx
( Infostand )
2007/05/21 09:05
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