米Dellは5月24日(米国時間)、Linux OSをプリインストールしたPCを米国で発売した。ノートPC「Inspiron E1505n」、デスクトップPC「Dimension E520n」と「XPS 410n」の計3機種で、価格は599ドルから。
英Canonicalが開発・保守を行っているLinuxディストリビューション「Ubuntu 7.04」を採用。Dellのフィードバック用WebサイトであるIdeastormに寄せられた顧客の要望を参考に製品化した。
ノートのInspiron E1505nは、15.4インチのワイド画面と「Intel Pentium Dual Core T2080」、80GBのHDDと512MBのメインメモリを搭載する。コンボドライブを内蔵。価格は599ドルから。
デスクトップPCのDimension E520nは、CPUが「Intel Core 2 Duo E4300」で、メモリ1GB、HDD 250GB。「nVidia Geforce 7300LE」(256MB)グラフィックスカードとコンボドライブを搭載し、17インチ液晶モニターとのセットで599ドルから。XPS 410nは、光学ドライブがDVD±R/RWドライブで、モニターが19インチとなる。価格は849ドルから。
価格にソフトウェアライセンスコストは入っておらず、希望するユーザーはCanonicalによる各種ソフトウェアアップグレードサービスを利用できる。ハードウェアは、通常のDellのサポートチャネルでサポートを提供する。
■ URL
米Dell
http://www.dell.com/
プレスリリース(英文)
http://www.dell.com/content/topics/global.aspx/corp/pressoffice/en/2007/2007_05_24_rr_000?c=us&l=en&s=corp
( Infostand )
2007/05/25 08:55
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