米Hewlett-Packard(HP)は5月30日(米国時間)、プリンタ分野の新イニシアティブ「Print 2.0」を発表した。Webページの印刷、デジタルコンテンツの作成・配信技術の拡大、高速・低コストのプリンティングプラットフォーム提供の3つを柱とする。
同イニシアティブの中心となるWebページの印刷では、ブログなどWebコンテンツの印刷を容易にする。たとえば米SixApartと提携して、同社のブログプラットフォーム「Movable Type」向けの印刷プラグインを提供。これによって、ブロガーはブログサイトにプリントボタンを追加できるようになる。SixApartのWebサイトで6月29日からダウンロード可能になる予定。
このほか、今年3月に買収した写真プリントサービスの米Tabbloの技術を利用して、組み込み可能なウィジェット「Tabblo Print Toolkit」を提供する。Webサイトにプリント機能を容易に付加するもので、6月29日からダウンロード提供する。
またHPは、金融、小売など業界別の8種類のエンタープライズ向けプリントソリューションと管理サービス「HP Managed Print Service」を発表した。企業はこれらを利用して、プリント・イメージング環境を最適化・管理できるという。さらにSMB向けとしては、「HP Print Cost Estimator」と「HP Print View Software」の無料ツールを提供。レーザープリンタの新製品「HP Color LaserJet CP3505」と共に出荷する。
■ URL
米Hewlett-Packard
http://www.hp.com/
プレスリリース(英文)
http://www.hp.com/hpinfo/newsroom/press/2007/070530xa.html
( Infostand )
2007/06/01 08:40
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