米EMC傘下のVMwareは6月6日(米国時間)、ホスティング用の仮想インフラ・プログラム「VMware Service Provider Program(VSPP)」を発表した。ホスティングプロバイダ向けで、VMwareの技術を活用した仮想インフラサービスを顧客に提供できる。
VSPPは新しいライセンスモデルで、Webホスティング、テレコムなどのホスティングプロバイダは、自社の顧客に、“ユーティリティ”モデルで、月額ベースで仮想マシンをレンタルできる。同社は、カスタマイズしてパッケージ化することで、サービスの差別化につなげられるとしている。
エンドユーザーは仮想マシンを利用することでコスト削減が可能。また、隔離されたパーティションを利用してシステムを独立して運用できるため、可用性、リソース最適化、拡張性などのメリットがあるという。
基本サービスの「VMware Infrastructure Starter」と、管理コンソールなどを含む「VMware Infrastructure Enterprise」がある。同プログラムに欧米などのホスティングプロバイダ約20社が参加している。
■ URL
米VMware
http://www.vmware.com/
プレスリリース(英文)
http://www.vmware.com/company/news/releases/vspp.html
( Infostand )
2007/06/08 09:00
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