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米IBM、セキュリティソフトベンダWatchfireを買収-Rationalブランドへ統合
米IBMは6月6日(米国時間)、セキュリティソフトウェアベンダのWatchfireを買収すると発表した。買収は2007年第3四半期に完了する見込みで、Watchfireの事業はRationalソフトウェアブランドへ統合される。なお、買収金額は公表されていない。
Watchfireは、Webアプリケーション脆弱性検査ツール「AppScan」や、オンラインリスク管理ソリューション「WebXM」などを手がけるベンダ。IBMでは、Watchfireのテクノロジーを利用して、自社のガバナンスおよびリスク管理に関する戦略を拡大したい考えで、Watchfireの持つ幅広いセキュリティとコンプライアンス能力をソフトウェア開発ライフサイクルに統合するとのこと。
IBMでは、Watchfire製品とIBMのRationalが統合されることによって、顧客は早期の段階から、Webアプリケーションセキュリティとコンプライアンスをソフトウェア開発プロセスを通じて統合できるようになるとしている。
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URL
米IBM
http://www.ibm.com/
プレスリリース(日本語抄訳)
http://www-06.ibm.com/jp/press/20070608001.html
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