独SAPは6月7日(米国時間)、米カリフォルニア州パロアルトにある自社ラボ内にコラボレーションセンター「SAP Co-Innovation Lab」を開設したと発表した。顧客、パートナー企業らと共同で業界別ソリューションを開発するもので、米国市場を強化する。
SAPがパロアルトに持つ研究所、SAP Labs U.S内に開設した。ISV、システムインテグレーター、顧客らにアイデア交換の場を提供するもので、米Cisco Systemsら技術パートナーの出資をうけて共同プロジェクトを進める。システムインテグレーターらはこれを利用して、SOAに最適化したデータセンター環境の青写真を顧客に提供できるという。
出資企業は、Ciscoのほか、米Hewlett-Packard、米Intel、米NetAppの4社。各社は同センターを利用して、SAP顧客向けに自社のインフラ製品を最適化できるとしている。
Co-Innovation Labは、SAPが本社のあるドイツに持つセンターと同じもので、SAPではこれらの活動を通して、米国市場におけるプレゼンスを強化する狙いだ。
■ URL
独SAP
http://www.sap.com/
プレスリリース(英文)
http://www.sap.com/company/press/press.epx?pressid=7860
( Infostand )
2007/06/11 09:05
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