米IBMと米Cisco Systemsは6月14日(米国時間)、通信サービス事業者向けのサービス管理ソリューション「Cisco Assurance Management Solution」を7月から提供すると発表した。提携を拡大するもので、ISPや通信事業者がサービスレベル管理と障害対策を一元的に行えるという。
Assurance Management Solutionは、Ciscoのサービス管理技術のプラットフォーム「Cisco Active Network Abstraction(ANA)」とIBMのTivoliソフトウェア管理技術を組み合わせたもので、標準技術をベースとしている。通信事業者はこれを利用して、ネットワークの障害モニタリング、トラブル隔離、リアルタイムでのサービスレベルイベント管理などを中央から一元的に行える。また、サービス管理や運行支援システムを変更することなく、ネットワーク機器や設定を変更できるという。
同ソリューションは当初、IBMの「IBM Tivoli Netcool/OMNIbus」「IBM Tivoli Netcool/Precision」を組み込む。将来は、他のTivoli製品群にも対応する予定。Ciscoは同ソリューションの実装を支援するサービスも提供する。
■ URL
米IBM
http://www.ibm.com/
米Cisco Systems
http://www.cisco.com/
米IBMのプレスリリース(英文)
http://www-03.ibm.com/press/us/en/pressrelease/21719.wss
( Infostand )
2007/06/18 09:04
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