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米CA、人為ミスに対応したネットワーク障害管理製品


 米CAは6月25日(米国時間)、ネットワーク障害管理アプリケーションの最新版「CA SPECTRUM Network Fault Manager r8.1」をリリースした。人為ミスを検出する機能が新たに加え、サービスレベルを向上できるという。

 CA SPECTRUMは、問題検出、根本原因分析、影響分析などの機能を利用して、問題発生箇所を指摘・自動修正するソフトウェア。最新版の最大の特徴は、人間による設定ミスを検出する機能が加わった点だ。高度な設定機能を根本原因分析に組み込むことで自動的に設定ミスを検出し、技術的障害と同じ単一のトラブルシューティングプロセスで解決できるという。CAによると、ネットワーク障害の多くは人為的なものという。

 800種類以上のネットワーク機器をサポート、異機種混合環境で障害とパフォーマンスを管理。また、CAのシステム管理ソフトウェア「Unicenter Network and Systems Management」との統合を強化し、単一の画面でシステムとネットワークの可用性やパフォーマンスを管理できる。

 CA SPECTRUMは、CAのネットワーク/音声ネットワーク管理分野の主力製品。最新版は、同社が2年前に買収した米Spectrumの技術を中心に、自社製品「CA eHealth」、同社が以前買収したアプリケーション性能管理ベンダー、米Wilyの技術を統合したもの。「Foundation」「Standard」「Premium」の3つのエディションで展開する。



URL
  米CA
  http://www.ca.com/
  プレスリリース(英文)
  http://www.ca.com/us/press/release.aspx?cid=145936


( Infostand )
2007/06/26 08:55

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