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オフショア先、2011年には中国がインドを追い越す-米IDC調査
米IDCは7月3日(米国時間)、アジア太平洋地域のオフショア拠点ランキング「Global Delivery Index(GDI)」を発表した。トップにインド・バンガロールがランクされるなど、インドの都市が上位に目立つが、2011年には中国の都市が追い越すと予想している。
調査は、オフショアデリバリーセンターの立地先としてアジア太平洋地域の35都市を評価したもの。人件費、賃貸料、言語スキルなどの30の指標を用いており、中でもエージェントスキル、政治的リスク、労働力、言語スキルを重要視したという。
その結果、トップはバンガロール。2位以下は、フィリピン・マニラ、インド・ニューデリー、インド・ムンバイ、中国・大連の順で、インドの3都市が上位5位に入った。6位以降は、中国・上海、中国・北京、オーストラリア・シドニー、オーストリア・ブリスベン、ニュージーランド・オークランドとなっている。
IDCでは各都市のインフラ計画などに基づいて、今後の動向も予想している。それによると、中国の都市が、インフラ、英語、インターネット環境、技術スキルなどに投資する結果、2011年にはインドを追い越すだろうとしている。
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URL
米IDC
http://www.idc.com/
プレスリリース(英文)
http://www.idc.com/getdoc.jsp;jsessionid=3TRNNIFBRJQ04CQJAFICFGAKBEAUMIWD?containerId=prSG20768607
( Infostand )
2007/07/05 08:54
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