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マスメール型は減少傾向－米Fortinetセキュリティ報告 |
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UTM（統合脅威管理）製品の米Fortinetは7月2日（米国時間）、2007年6月度のセキュリティ報告書を発表した。情報セキュリティへの脅威をウイルス、ワーム、トロイの木馬、エクスプロイトなど種類別に調べたもので、マスメール型が減少傾向にあるという。 同社のセキュリティ製品「FortiGate」が検出した脅威をまとめた。このところのトレンドとして、マスメール型からターゲット型に攻撃手法が移行しているとしている。今年1月から6月までの各種類の検出数では、マスメール型は減少、トロイの木馬型は増加しており、エクスプロイト、スパイウェアはほぼ同じレベルで推移しているという。 トップは前月に引き続き、ボットを組み込んだダイアラーの「W32/Dialer.PZ!tr」で、13.43％を占めた。PZ!trは実行されるとサーバーに接続してコンピュータの情報を送信しようとするが、接続に失敗すると自分自身を消去する。 2位以下は、「W32/Bagle.DY@mm」（10.05％）、「W32/Netsky.P@mm」（7.11％）とマスメール型が続き、4位「HTML/Iframe_CID!exploit」（5.9％）と5位「W32/ANI07.A!exploit」（3.52％）とエクスプロイトが続いた。5月とほぼ同じ順位で、10位にウイルス「W32/Sality.Q」が入った。 ■ ＵＲＬ 米Fortinet http://www.fortinet.com/ プレスリリース（英文） http://www.fortinet.com/news/pr/2007/pr070207.html
（ Infostand ）
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