米Stratus Technologiesは7月16日(米国時間)、デュアルコアXeonを搭載した無停止サーバーのミッドレンジモデル「ftServer 4400」とエントリモデル「ftServer 2500」を発表した。「99.999%以上の可用性」を実現するftServer製品ラインを拡充した。いずれも9月に出荷開始の予定。
4400と2500は、3月に発表したクアッドコア2ソケットのハイエンド版「ftServer 6200」を拡充するもの。処理能力、I/O、メモリ容量を強化することで、価格性能比は2500の場合で従来モデルに比べて40%、4400の場合で100%向上できるとしている。
ともに動作周波数2GHz、L2キャッシュ4MBのデュアルコアXeonを搭載。4400は2ソケットにも対応する。メインメモリは標準2GB(4400は最大12GB、2500は同6GB)。I/Oには、PCI-Xを6スロット、またはPCI-Express2スロットとPCI-X4スロットのどちらかを選択できる。内蔵ストレージはSAS(Serial Attached SCSI)またはSATA(Serial Advanced Technology Attachment)。
OSは「Red Hat Enterprise Linux 4」と「Windows Server 2003」(4400はWindows Server 2003 Enterprise Editionを、2500は同Standard Edition)をサポートする。Stratusは2005年にNECと提携して共同でftServerラインを開発している。
■ URL
米Stratus Technologies
http://www.stratus.com/
プレスリリース(英文)
http://www.stratus.com/news/2007/documents/20070716.pdf
( Infostand )
2007/07/17 08:51
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