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米Microsoft、プリペイド版Officeの販売開始-まず南アとルーマニア


 米Microsoftは、南アフリカとルーマニアの両国で7月19日(現地時間)、Officeのプリペイド版「2007 Microsoft Office Prepaid Edition」の販売を開始した。3カ月分の料金を前払いすると、その期間中Officeのフル機能が利用できるというもの。今後、途上国を中心に拡大していく計画。

 2007 Microsoft Office Prepaid Editionは、「Microsoft Office Professional 2007」の全機能を3カ月ごとのサブスクリプション形式で提供するサービス。「Word」「Excel」「PowerPoint」「Outlook」「Access」「Publisher」などのアプリケーションを利用できる。南アフリカでの料金は約199ランド(約3,500円)。

 PCにプリインストールした形で提供する。ユーザーはこれをアクティベートすることで利用でき、初回アクティベーション時には3カ月の評価期間を合わせた6カ月間利用できる。その後、3カ月単位で料金を支払う仕組み。期限が切れた後も、既存ファイルの閲覧や印刷はそのままできる。Microsoftは「携帯電話のプリペイドサービス人気にならった」としている。

 プリペイド版は2006年に南アとメキシコで実験的に導入しており、商用サービスはこれに続くものとなる。まず南アとルーマニアの両国かた始め、地域を拡大してゆく予定。手ごろな価格にすることで、オープンソースソフトウェアに対抗し、海賊版の利用を防ぐ狙いだ。



URL
  米Microsoft
  http://www.microsoft.com/
  プレスリリース(英文)
  http://www.microsoft.com/southafrica/press/press-857.mspx
  Microsoft Office Prepaid Edition
  http://office.microsoft.com/en-us/products/FX102308791033.aspx


( Infostand )
2007/07/20 08:52

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