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米XenSource、Symantecの管理/セキュリティソフトを組み込み


 米XenSourceと米Symantecは7月23日(米国時間)、ストレージとサーバーの仮想化ソリューションで提携したと発表した。XenSourceのオープンソースベースの仮想化ソフトウェアとSymantecの管理ソフトウェアを統合、今秋から製品を提供する。XenSourceはこれによって、米VMwareに対抗する。

 両社はOEM契約を結び、Symantecのストレージ管理ソフトウェア「Veritas Storage Foundation」をXenSourceの仮想化ソフトウェア「XenEnterprise」の最新版に組み込む。XenEnterpriseはオープンソースの仮想化技術「Xen」をベースとしたソフトウェアで、複数台のサーバーのリソースを仮想的に1台のサーバーとして管理できる。Veritas Storage Foundationを組み込むことで、主要サーバー/ストレージ製品をシームレスに管理し、利用最適化、動的マルチパシングなどの先進技術を利用できるという。

 このほか、XenSourceは、仮想マシンフェイルオーバー技術の「XenEnterprise High Availability」を開発する。また、XenEnterpriseで動作するソフトウェアを保護するため、Symantecのバックアップ/データ保護「Veritas NetBackup」認定を加えるという。これらによって、拡張性と性能に優れたエンタープライズ級の仮想化プラットフォームを実装できるとしている。



URL
  米XenSource
  http://www.xensource.com/
  米Symantec
  http://www.symantec.com/
  プレスリリース(英文)
  http://www.xensource.com/news/pr072307.html


( Infostand )
2007/07/25 08:45

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