米Xeroxは8月6日(米国時間)、プリンタなどの出力デバイス管理ソフトウェアの最新版「Xerox Office Services(XOS) 4.2」をリリースした。ネットワーク内の印刷状況を分析する機能を加え、生産性とコスト効果を改善するという。米国、欧州で提供を開始し、年内に他の地域でも利用できるようにする。
XOSは、同社のサービス部門Xerox Global Servicesが開発・提供するソフトウェアツールスイートで、プリンタやプリンタ/FAX複合機などを接続するネットワークを管理できる。
最新版では、データ分析機能「Print Infrastructure Mining」が加わった。顧客のプリンタネットワークの状態をグラフィカルなマップとして表示・診断するもので、これを利用して遠隔からのトラブルシューティングが可能となる。また、プリントジョブなど印刷関連情報を追跡する機能もあり、プリンタインフラを効果的に管理して、TCOを削減できるとしている。
このほか、ポータルサービス、デバイス設定管理、レポーティングなどの機能を強化した。
■ URL
米Xerox
http://www.xerox.com/
( Infostand )
2007/08/10 08:50
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