米Gartnerは8月21日(米国時間)、2007年第2四半期(4~6月期)の世界サーバー市場調査結果を発表した。売上高は前年同期比5.1%増の129億9994万ドル。出荷台数は同2.7%増の206万4409台。ベンダー別シェアではそれぞれ米IBMと米Hewlett-Packardが首位を守った。
【お詫びと訂正】初出時、売上高の単位を間違って記載しておりました。お詫びして訂正します。
Gartnerによると、市場を牽引したのはx86サーバーで、仮想化技術や経済状況などの抑制要因にもかかわらず、キャパシティへのニーズや新しいアプリケーションが成長を支えたという。
売上高のシェアは、米IBMが29.8%(前年同期29.4%)でトップ。「System i」を除く全ラインが好調だった。2位は僅差でHP(同28.5%)。以下、米Sun Microsystems(同13.5%)、米Dell(同12%)、富士通/Fujitsu Siemens(同3.8%)の順。Dellの伸び率は19.6%で、上位5社中唯一2ケタを記録して復調を印象づけた。
出荷台数のシェアは、HP(同31.5%)、Dell(同22.5%)、IBM(同14.3%)、Sun(同4.6%)、富士通/Fujitsu Siemens(同2.9%)の順。HPはブレードサーバーで73%の成長率を記録するなど好調で、総出荷台数は17.1%増。2位以下を引き離している。
■ URL
米Gartner
http://www.gartner.com/
プレスリリース(英文)
http://www.gartner.com/it/page.jsp?id=513509
( Infostand )
2007/08/23 08:56
|