米MicrosoftとフィンランドのNokiaは8月23日(米国時間)、Nokia製のスマートフォンの一部でMicrosoftの「Windows Live」サービスを利用可能にすると発表した。対応機種のユーザーはWindows Liveアプリケーションをダウンロードして「Windows Live Hotmail」「Windows Live Messenger」などのサービスを直接利用できる。
Nokiaのモバイル向けプラットフォーム「S60」向けに設計したWindows Liveを提供する。対応端末はS60ベースの「Nokia N95」など5機種。来年にはNokiaのミッドレンジ向けプラットフォーム「Series 40」にも拡大する。
提供地域は英仏独など欧州9カ国と、アラブ首長国連邦とサウジアラビアの計11カ国。当初、トライアルサービスとして無償で提供するが、将来的には有料サービスにする計画だ。
Nokiaはすでに、自社の携帯電話アプリケーション「Nokia Mobile Search」でMicrosoftの「Live Search for Mobile」を提供しており、今後Series 40にもLive Searchの提供を拡大する予定。
携帯電話向けのWebアプリケーションでは、Microsoftのほか、米Google、米Yahoo!が争っている。
■ URL
米Microsoft
http://www.microsoft.com/
Nokia
http://www.nokia.com/
プレスリリース(英文)
http://www.nokia.com/A4136001?newsid=1148540
( Infostand )
2007/08/24 08:54
|