米Microsoftは9月7日(米国時間)、仮想マシン管理機能「System Center Virtual Machine Manager(VMM) 2007」の無償トライアル版をリリースした。同社のWebサイトからダウンロードできる。仮想マシンのプロビジョニングが容易で、サーバー利用率を改善できるという。
System Center Virtual Machine Managerは、同社の管理製品「Microsoft System Center」シリーズの一部として提供。Microsoftの仮想化サーバーソフトウェア「Microsoft Virtual Server 2005」をベースとする仮想マシンの実装と管理を一元的に行うことができる。
VMMの特徴は、管理者と権限のあるエンドユーザーが利用できる管理ポータル「Self Service Administration Portal」、仮想化に最適なサーバーを分析・決定する「Intelligent Placement」、物理サーバーと仮想サーバー間の変換ツールなど。これによって、サーバー利用率を改善できるという。
事前設定済みのファイル「Virtual Hard Disk(VHD)」をWebサイトからダウンロードしてドメインに追加することで、すぐに各種技術を利用できるという。