オープンソースのオフィススイートを開発するOpenOffice.orgは9月10日(米国時間)、米IBMがコミュニティに正式に参加すると発表した。IBMはコード貢献などを通じて開発に協力するほか、OpenOffice.orgの技術を自社製品にも活用するという。
IBMは「Lotus Notes」の一部として開発しているアクセシビリティ関連コードをOpenOffice.orgに寄贈する。今後は、OpenOfficeの機能強化、品質改善などで協力していく。また、OpenOffice.orgの技術をLotus Notesで活用することも計画しているという。
OpenOffice.orgはオフィススイート「OpenOffice.org」を開発するオープンソースコミュニティ。商用ベースでは、米Sun Microsystemsが「StarOffice」として提供している。オフィスフォーマットは、OpenOffice、Lotus Notes、ともに「OpenDocument Format(ODF)」を採用している。
■ URL
米IBM
http://www.ibm.com/
OpenOffice.org
http://www.openoffice.org/
ニュースリリース(英文)
http://www.openoffice.org/press/ibm_press_release.html
( Infostand )
2007/09/12 09:25
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