米Cisco Systemsは9月26日(米国時間)、ルーター、スイッチ、セキュリティソフト、メッセージゲートウェイなどをまとめた部門向けパッケージを発表した。アプリケーションやサービスを必要に応じて付加できるプラットフォームとして機能する。遠隔オフィスや出先機関、部門で、最新機能を利用しながらコストを抑えられるという。
Ciscoが展開する遠隔オフィスや部門向けイニシアティブ「EmpoweredBranch」の下で提供するパッケージ製品。中心になるのは、サービス統合型ルーターの「Cisco 1861 Integrated Services Router(ISR)」と、インテリジェントイーサネットスイッチの「Cisco Catalyst 2960 Series Switches with LAN Lite Cisco IOS Software」。
Cisco 1861 ISRは統合ネットワークプラットフォームとなるもので、小規模企業・部門向けに開発した。最大8台のIP電話をサポートする。価格は3,995ドルから。Catalyst 2960は、エントリレベルのセキュリティ、QoS、可用性などを備えたスイッチに、スケーラブルでシンプルな管理機能を組み合わせた。Fast Ethenet規格をサポート。価格は995ドルから。
このほか、侵入防止システム「Cisco Intrusion Prevention System Advanced Integration Module(IPS AIM)」、ルーティング最適化ソフト「Cisco IOS Performance Routing(PfR)」、WAN最適化モジュール「High-End Cisco Wide Area Application Services (WAAS) Network Module」、IEEE802.11nをサポートした無線コントローラ「Wireless LAN Controller」、ゲートウェイ「Cisco Unified Messaging Gateway」などで構成される。
■ URL
米Cisco Systems
http://www.cisco.com/
プレスリリース(英文)
http://newsroom.cisco.com/dlls/2007/prod_092607.html
( Infostand )
2007/09/28 08:25
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