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米Microsoft、ボリュームライセンス向け正規Windows購入プログラムを発表


 米Microsoftは10月2日(米国時間)、違法コピー版Windowsを使っている企業が正規版に移行するための新プログラム「Get Genuine Windows Agreement(GGWA)」を発表した。違法コピー対策イニシアティブ「Genuine Software Initiative」の一環で、企業は正規版「Windows XP Professional」のボリュームライセンスを購入できる。

 GGWAは、5ユーザー以上の企業向けで、中小規模企業向けの「GGWA for Small and Medium Organizations」と大企業向けの「GGWA for Large Organizations」の2種類がある。

 違法コピー版のWindows XP Professionalを使っている企業は、GGWAを利用して正規版のボリュームライセンスを再販業者から購入できる。GGWAには、使用許諾契約書(EULA)などが含まれた「Get Genuine Kit for Windows XP(GGK)」が付いており、GGWAを購入するだけで、違法コピーから合法ソフトウェアに移行できるという。

 Microsoftは2006年3月にGenuine Software Initiativeをスタート。すでに同イニシアティブの下で、「Microsoft Genuine Advantage(WGA)」「Office Genuine Advantage(OGA)」などのプログラムを展開。GGWAはこれを補完するものとなる。なお同社は9月末、Windows XPの販売を5カ月延長して、2008年6月30日までにすると発表している。



URL
  米Microsoft
  http://www.microsoft.com/
  「Get Genuine Windows Agreement」に関するQ&A(英文)
  http://www.microsoft.com/presspass/features/2007/oct07/10-02ggwa.mspx


( Infostand )
2007/10/03 09:03

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