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米McAfee、3億5000万ドルでSafeBoot買収－ePOに統合 |
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米McAfeeは10月8日（米国時間）、暗号化製品を手がけるSafeBootを買収すると発表した。買収額は、3億5000万ドル。SafeBootの製品とテクノロジを取り込むことで、McAfeeはセキュリティリスクマネジメント関連の事業を強化する狙い。 SafeBootが提供している「SafeBoot Data Protection Suite」は、ノートPC、スマートフォン、USBデバイス、PDAを含む幅広いモバイルデバイスの個々のファイルやフォルダ、またはHDD全体を暗号化する製品。ファイルサーバーを暗号化し、社内でやりとりされる機密ファイルの安全性を確保することもできる。 McAfeeは、同製品のテクノロジを、システムセキュリティの一元管理製品「ePolicy Orchestrator（ePO）」に統合。これにより、情報漏えい対策ソリューションを強化するとともに、既存のモバイルソリューションのさらなる発展をめざす予定。 なお手続き完了後、SafeBoot CEOのゲルハルト・ワツィンガー氏は、McAfee CEOのデイブ・デウォルト氏の指揮下に入り、SafeBootのテクノロジと「McAfee Data Loss Prevention」を担当する新しい情報漏えい対策製品事業部門を統括することになる。 同買収は現在、当局の審査待ちで、2007年第4四半期に完了する見込み。 ■ ＵＲＬ 米McAfee http://www.mcafee.com/us/ プレスリリース（英語） http://www.mcafee.com/us/about/press/corporate/2007/20071008_133000_u.html
（ 川島 弘之 ）
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