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ストレージ業界団体のSNIA、ネットワークストレージの省電力イニシアティブ


 ストレージの業界団体Storage Networking Industry Association(SNIA)は10月15日(米国時間)、電力消費量削減を目指すイニシアティブ「SNIA Green Storage Initiative」を発表した。ネットワークストレージ全体を対象に、環境へのインパクトを抑える技術を共同で推進する。

 SNIA Green Storage Initiativeは、SINAの作業部会であるGreen Storage Technical Work Groupの一部として進められる。データセンターのネットワークストレージの電力消費量削減が目標で、ディスク、テープなどのメディア、サーバー接続、ストレージアプリケーション、ファブリック、ネットワークインフラ、ファイルサービスなど全体を対象とする。

 活動としては、チュートリアルと教材の開発、ホワイトペーパーの作成、ベストプラクティスの紹介などを行う。これによって、メンバー企業はエネルギー効率に優れた製品を開発でき、データの重複除外(デデュプリケーション)などの特定技術に投資できるという。また、業界団体のGreen Grid、米国環境保護庁(EPA)などとの機関とも協力して、環境に優しいデータセンターソリューションを開発していく。

 すでに、米Brocade、日立データシステムズ、米EMC、米IBM、米Sun Microsystems、米Microsoftなど19社が参加しており、今後もメンバー拡大を図る。



URL
  Storage Networking Industry Association(SNIA)
  http://www.snia.org/
  SNIA Green Storage Initiative
  http://www.snia.org/green/
  SNIAのプレスリリース(英文)
  http://home.businesswire.com/portal/site/google/index.jsp?ndmViewId=news_view&newsId=20071015005646


( Infostand )
2007/10/17 09:05

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