カナダのECM(企業コンテンツ管理)ソフトベンダー、Open Textは10月22日(米国時間)、最新のコンテンツ管理プラットフォーム「Open Text Content Services」を発表した。同社の次世代コンテンツ管理アーキテクチャのベースとなるフレームワークで、人、プロセス、コンテンツを統合するという。
Content Servicesは、統一した方法であらゆるコンテンツにアクセス・管理するためのフレームワークで、デスクトップアプリケーションの「Enterprise Connect」、ビジネスプロセス「Enterprise Process Services」、アーカイブ「Enterprise Library Services」の3レベルで構成される。
Enterprise Connectは、デスクトップレベルでコンテンツを統合し、パーソナライズするインターフェイス技術。コンテクストに応じてコンテンツを配信する技術を搭載し、プラグインアーキテクチャとソフトウェア開発キットを用いて柔軟に拡張できるという。「Microsoft Office」「Microsoft Outlook」などをサポートした。
Enterprise Process Servicesは、ビジネスコンテンツのフローを自動化・管理するプロセスサービス。Enterprise Library Servicesは単一レポジトリアーキテクチャのベースとなる部分で、企業内の全コンテンツに対して、記録管理、メタデータ管理、アーカイブ、検索などの処理ができるという。「Microsoft Office SharePoint Server」やSAPアプリケーション、ファイルシステム、電子メールも対象。
各技術の提供は対応するサーバー向けに順次行っていく。
■ URL
Open Text
http://www.opentext.com/
プレスリリース(英文)
http://www.opentext.com/news/pr.html?id=1948
( Infostand )
2007/10/25 08:24
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