Enterprise Watch
最新ニュース

米Microsoft、SOAプロジェクト「Oslo」を発表


 米Microsoftは10月30日(米国時間)、SOAを簡単に実現するためのビジョンとロードマップを発表した。今後、SOAプロジェクト「Oslo」(コード名)の下にリソースを投入し、“現実的なSOAソリューション”を提供していくという。

 Osloは、コンポジットアプリケーションを実現するためのプラットフォーム技術。開発者はこれを利用して、インストール型とオンデマンド型の両アプリケーションを構築できるという。

 今後、Osloの成果は、サーバー「BizTalk Server」、サービス「BizTalk Services」、フレームワーク「.NET Framework」、ツール「Visual Studio」、メタデータレポジトリの5製品分野に反映させてゆく。

 とくにBizTalk Serverは主要なベース技術となり、次期版ではコンポジットアプリケーションの開発・実装・管理のための機能を提供する。レポジトリは各種サーバー・ツール群が利用するもので、管理、バージョン管理、実装モデルが利用する新しいメタデータレポジトリ技術を開発する。

 またMicrosoftは、Web 2.0サービス、相互運用性などの機能を強化した「Microsoft BizTalk Services」のCommunity Technology Preview(CTP)をリリースした。来年2月には「Windows Server 2008」「.NET Framework 3.5」「Microsoft SQL Server 2008」を発表する予定。



URL
  米Microsoft
  http://www.microsoft.com/
  プレスリリース(英文)
  http://www.microsoft.com/presspass/press/2007/oct07/10-30OsloPR.mspx


( Infostand )
2007/10/31 08:59

Enterprise Watch ホームページ
Copyright (c) 2007 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.