米F5 Networks(以下、F5)は11月5日(米国時間)、米Oracleのアプリケーションに特化した「Application Ready Network for Oracle」を発表した。これによって、Oracleのビジネスアプリケーションを使用している企業は、専用に最適化された環境によって、WANの遅延などがパフォーマンスにもたらす悪影響を軽減し、ユーザーエクスペリエンスを改善できるという。
F5ではこれまでも、Application Ready Networkの名称で、各社のアプリケーションに特化した最適なネットワーク環境を提供するソリューションをリリースしてきた。今回もその一環として、Oracle Fusion Middleware、Oracle E-Business Suite、PeopleSoftに対する最適化を提供する。これによって、ログインおよびアプリケーションの速度を最大3倍に改善したほか、ドキュメントのダウンロード時間を20倍以上改善。また、Oracleサーバーのパフォーマンスを最大化して、サーバー側の接続数を20分の1に削減したとのこと。
なお、Application Ready Networkは既存の製品ラインアップで利用できる。
■ URL
米F5 Networks
http://www.f5.com/
プレスリリース(英文)
http://www.f5.com/news-press-events/press/2007/20071105.html
( 石井 一志 )
2007/11/06 16:56
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