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米Microsoft、中規模向けサーバースイート「Centro」の正式名を発表 |
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WEBSは、50～250台までのクライアントPCを対象としたサーバースイート。WEBSには、Windows Server 2008、Exchange Server 2007、Forefront Security for Exchange、System Center Essentials、次世代版のInternet Security and Acceleration Server（ISA 2008）などが入ったStandard版、Standard版＋SQL Server 2008 Standardが入ったPremium版の2種類が用意されている。 WEBSは、1台のサーバー上で構築するSBSとは異なり、複数のサーバー上に構築されるスイートパッケージなのが特長。たとえば、WEBS Standard版では、Windows Server 2008のライセンスが3つ用意されており、Management Server（Active Directory環境、System Center Essentials）、Messaging Server（Exchange Server2007、Forefront Security for Exchange Server）、Security Server（Exchange Server 2007 Gateway、ISA Server 2008）という構成となる。さらに、Premium版ではStandard版の内容にプラスして、Windows Server 2008のライセンスが4つ用意され、SQL Server 2008 Standard版の実行環境が追加される。なお、WEBSが動作する環境は、すべて64ビット環境となる。これは、Exchange Server 2007が64ビット版のみサポートしていることなどに起因する。
クライアントアクセスライセンス（CAL）に関しては、それぞれのアプリケーションごとに用意するのではなく、WEBSに対してのCALが用意されるため、シンプルなライセンス形態となっている。このCALがあれば、WEBS上のすべてのアプリケーションに対してのアクセス権を持つことになる。 そのほか、WEBSでは、アドインをサードパーティが追加できるようになっているのも特長。現在、CA、Citrix、FullArmor、McAfee、Quest、Symantec、Trend Microなどのソフトベンダーが、WEBSに対してのアドインソフトの提供を計画している。また、ハードウェアに関しては、富士通シーメンス、HP、IBM、IntelなどがWEBSのサポートを表明している。 ■ ＵＲＬ 米Microsoft http://www.microsoft.com/ プレスリリース（英文） http://www.microsoft.com/presspass/features/2007/nov07/11-07midmarketserver.mspx WEBSオーバービュー http://www.microsoft.com/presspass/presskits/ServerSolutions/businessserver.mspx
（ 山本 雅史 ）
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