米IBMと米Mainsoftは11月19日(米国時間)、Mainsoftが開発した拡張機能「.NET Extensions for WebSphere Portal」の再販で提携したと発表した。.NET開発者はこれを利用して、IBMの「WebSphere Portal」向けにJavaアプリケーションを開発できるという。
Mainsoftはクロスプラットフォーム開発技術を提供する企業で、IBMのビジネスパートナー。.NET Extensions for WebSphere Portalは、「Mainsoft, Portal Edition」と「Mainsoft SharePoint Federator for WebSphere Portal」で構成され、Microsoftの.NETアプリケーションをWebSphere Portalに統合して、コンポジットJavaアプリケーションを作成できる。
「Microsoft SharePoint Server」ベースのアプリケーション、「Microsoft Office」ドキュメントライブラリ、「Microsoft SQL Server Reports」などの.NETアプリケーションを統合できるという。
たとえば、部門レベルで運営しているSharePointベースのWebサイトをWebSphereに統合して、企業全体が利用するポータルにする、といったことが可能になるという。.NETとJavaを融合して、企業は既存の資産を活用できるとしている。
■ URL
米IBM
http://www.ibm.com/
米Mainsoft
http://www.mainsoft.com/
プレスリリース(英文)
http://www.mainsoft.com/news/press_releases/2007_11_19_01.aspx
( Infostand )
2007/11/20 08:56
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