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独SAP、Web 2.0機能を付加したCRMスイートの最新版を発表


 独SAPは12月4日(米国時間)、CRMスイートの最新版「SAP Customer Relationship Management 2007」(SAP CRM 2007)を発表した。ユーザーインターフェイスを一新してWeb 2.0機能を付加、ビジネスユーザーはシンプルかつ容易に各種CRM機能を利用できるという。12月中に販売を開始する。

 最新版では、ユーザーインターフェイスを改善して、マッシュアップアプリケーションやウィジェットなどWeb 2.0の要素やパーソナライズ機能を取り入れた。これにより、ポータルサイト風の画面となり、ドラッグ&ドロップでデザインを変更したり、関連情報に容易にアクセスできるようになった。

 また、ビジネスコミュニケーション、トレードプロモーション、パイプラインパフォーマンスなどCRM管理機能を追加。ビジネスコミュニケーション管理では、通信技術を統合することで、コールセンターベースのプロセスを現場のスタッフなど社内全体に拡大できるマルチチャネル顧客サービスが利用できる。トレードプロモーション管理では、販売促進のプロセス全体の可視性を改善し、より効果的に展開できるという。

 米ボストンで開催したイベント「SAP Influencer Summit」で発表した。



URL
  独SAP
  http://www.sap.com/
  プレスリリース(英文)
  http://www.sap.com/usa/company/press/press.epx?pressid=8651


( Infostand )
2007/12/06 09:00

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