米Novellは1月24日(現地時間)、複数のLinuxディストリビューション向けにパッケージを開発できる同社の開発ツール「openSUSE Build Service」で、新たに「Red Hat Enterprise Linux(RHEL)」をサポートしたと発表した。コミュニティサイトのopenSUSE.orgから無料でダウンロードできる。ライバル米Red Hat開発者の取り込みを狙う。
openSUSE Build Serviceは、さまざまなLinuxディストリビューション向けにソフトウェアパッケージを作成・コンパイルできる開発ツール。「SUSE Linux Enterprise」と「openSUSE」のほか、「Ubuntu」「Debian」「Fedora」などをこれまでにサポートしている。システムイメージツール「KIWI」などを含み、目的に合ったディストリビューション向けにパッケージを開発できるという。