米Microsoftは1月29日(米国時間)、米メディア大手のWall Street Jounal(WSJ)Digital Networkと広告サービスで提携したと発表した。「The Wall Street Journal Online」をはじめとする同社のオンライン情報サイトは、Microsoftの広告配信プラットフォームを独占的に採用する。2月から導入を開始する。
WSJ Digitalは米Dow Jonesのデジタル事業部で、金融・財務情報に特化した情報をオンラインで配信。主力サイトであるWSJ Onlineのほか、「Barron's Online」「MarketWatch.com」などのオンラインブランドを持っている。
Microsoftはキーワードに関連した検索結果を自動表示するコンテクスチュアルサーチ技術を持っており、提携で、WSJ Digitalの全Webサイトに対し、自社オンライン公告配信技術を提供する。Microsoftは「Microsoft Money」や他のパートナーを通して業界特化型の広告を配信しており、これを補完する。
WSJ Digitalの有料購読者は100万人を超え、世界最大の有料購読サイトとして知られるが、昨年末、米News CorporationがDow Jonesの買収で合意。一部無料化を進めている。
■ URL
米Microsoft
http://www.microsoft.com/
プレスリリース(英文)
http://www.microsoft.com/presspass/press/2008/jan08/01-29WSJAdvertisingPR.mspx
( Infostand )
2008/01/30 08:59
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