米Tibco Softwareは2月11日(米国時間)、最新のSOAプラットフォーム「TIBCO ActiveMatrix 2.0」を発表した。エンタープライズサービスバス(ESB)機能を追加、Java、.NET、カスタムアプリケーションなどあらゆるアプリケーションを統合できるという。
ActiveMatrix 2.0は、単一のプラットフォームでアプリケーションの統合、コンポジットアプリケーションの開発、ガバナンスを実現する。
最新版では、サービスをアセンブルする「ActiveMatrix Service Grid」、ポリシー管理の「ActiveMatrix Policy Manager」、統合機能の「ActiveMatrix BusinessWorks」に、新たにESBとして「ActiveMatrix Service Bus」を加えた。軽量のアプリケーションで、コンテンツベースのルーティングなどを行えるという。
各コンポーネントで、相互運用性のための仕様SCA(Service Component Architecture)のサポートを強化し、Java、.NET、カスタム/パッケージアプリケーション、サービスメディエーションのすべての組み合わせによるサービスの開発、実装、管理が可能となった。
これらの強化によって、ビジネスユーザーは共通の環境でアプリケーションの実装を合理化できるため、生産性の改善、TCOの削減につながるとしている。「TIBCO Composite Application Bundle」などTibcoのパッケージに含まれるほか、スタンドアロンでも提供する。
■ URL
米Tibco Software
http://www.tibco.com/
プレスリリース(英文)
http://www.tibco.com/company/news/releases/2008/press879.jsp
( Infostand )
2008/02/12 08:59
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