米Microsoftは3月2日(米国時間)、Webベースの企業向けオンラインサービス「Microsoft Online Service」のサービス対象をあらゆる規模の企業に拡大すると発表。米国企業を対象に限定ベータテストの登録受付を開始した。一般提供は今年後半の予定。
昨年9月、Microsoft Online Serviceとして「Exchange Online」「SharePoint Online」「Office Communications Server Online」の3種類を発表した際、対象ユーザーを「従業員5000人以上の企業」としていたが、今回、中小を含むあらゆる規模の企業に拡大する。
サービスは「Microsoft Exchange Server 2007」「Microsoft Office SharePoint Server 2007」などの同社製品がベースで、Microsoftや同社のパートナー企業がホスティングする。セキュリティを確保し、IT管理者には、パフォーマンスのモニタリングやユーザー設定ができる管理機能を提供する。
新規顧客、および「Microsoft Software Assurance」を持たない顧客は、ユーザーベースのサブスクリプションとなる。Software Assuranceを持ち「Microsoft Client Access License」を有する既存顧客は、割引料金でサブスクリプションを購入できるという。価格については、発表していない。
すでに提供中のオンラインサービス「Microsoft Office Live Meeting 2007」とともにスイートとしても利用可能で、個別のサービスとして申し込むこともできるという。
■ URL
米Microsoft
http://www.microsoft.com/
プレスリリース(英文)
http://www.microsoft.com/presspass/press/2008/mar08/03-02AllSizeBusinessesPR.mspx
( Infostand )
2008/03/04 08:49
|