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米Oracle、バックアップ管理ソリューションの最新版を出荷開始


 米Oracleは3月5日(米国時間)、テープバックアップ管理ソリューションの最新版「Oracle Secure Backup 10.2」を発表、提供を開始した。セキュリティとパフォーマンスが特徴で、パフォーマンスでは最大40%高速化できるという。価格はテープドライブ1台あたり3000ドル。

 OracleデータベースとNASストレージ向けのテープバックアップ製品で、主要ベンダーの200以上のテープデバイスをサポートする。Linux、UNIX、Windowsのファイルシステムで利用でき、Oracle 10g、Oracle 11gの全エディションに対応する。

 セキュリティでは、ドメイン、ホスト、バックアップ、テープの各レベルでポリシーベースの暗号化が可能。AES128/192/256をサポート。暗号キーはOracle Secure Backup Administrative Serverに一元的に格納され、シームレスに復号化を管理する。暗号キーを自動管理できるため、管理者の作業を軽減するという。

 また最新版では、Automated Cartridge System Library Software(ACSLS)をサポート、米Sun Microsystemsの「Sun StorageTek」と組み合わせて利用できる。シングルテープドライブ環境用の「Oracle Secure Backup Express」は無償。



URL
  米Oracle
  http://www.oracle.com/
  プレスリリース(英文)
  http://www.oracle.com/corporate/press/2008_mar/oracle-secure-backup-2.html?rssid=rss_ocom_pr


( Infostand )
2008/03/06 09:00

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